Kraken アカウントには暗号資産と現金が入っており、盗まれたパスワードは乗っ取りの典型的な入り口です。Kraken はログイン用 2FA を、誰もが使うべき基本的なセキュリティ機能と位置づけています。オンにすれば、パスワードだけでは誰もログインできません。入出金用 2FA はさらに一歩進んで出金のたびにコードを求めるため、アカウントに入り込まれても、コードなしでは資金を持ち出せません。
Kraken で認証アプリの 2FA を有効にする
Kraken では 2FA を操作ごとに個別に設定します。ログイン、入出金(funding)、取引、Master Key、そして API キーごとです。入出金用と取引用の 2FA は、先にログイン用 2FA をオンにしておく必要があります。Kraken はログインにはパスキーを推奨しており、認証アプリは「moderately secure」(中程度の安全性)としています。両方を併用でき、パスキーは 5 つまで、認証アプリは 1 つ登録できます。
- パソコンで Kraken アカウントにサインインします。kraken.com、Kraken Pro なら pro.kraken.com からです。
- 「Security」(セキュリティ)設定を開きます。Kraken Pro では右上のプロフィールアイコンをクリックし、「Settings」(設定)→「Security」と進みます。
- 保護したい操作を選びます。ログインなら「Sign-in Two-Factor Authentication (2FA)」(ログイン用二段階認証)へ。入出金、取引、Master Key はそれぞれ下のほうに専用のスイッチがあります。
- スイッチをオンにし(2FA を設定済みなら「Change method」(方法を変更))、「Authenticator app」(認証アプリ)を選びます。Kraken はまずパスキーを勧めてきますが、コードを使いたい場合はスキップしてください。
- Kraken に QR コードが表示されたら、そのページを開いたまま下の手順で拡張機能に追加します。その後、拡張機能のコードを入力して「Confirm」(確認)をクリックします。
Kraken を Authenticator に追加する
- Chrome Web Store から 2FA 認証システム をインストールし、ツールバーに固定して、ワンクリックでアイコンを開けるようにします。
- Kraken の QR コードが表示されたページは開いたままにします。Authenticator のアイコンをクリックし、「アカウント追加」→「QRコード」→「画面からQRをスキャン」の順に選びます。
- アカウントがリストに追加され、30 秒ごとに変わる 6 桁のコードが表示されます。名前は自由に変更できます。名前は自分用の表示にすぎません。
- Kraken に戻り、表示中のコードを確認欄に入力します。期限切れ間近なら、次のコードを待ちましょう。
- Kraken で二段階認証が有効になったことが表示されます。以降はログインのたびにコードを求められるので、拡張機能のアイコンをクリックしてコピーしてください。
QR コードがない、またはスキャンできない場合は、Kraken の設定画面でキーを手動入力するオプションを探してキーをコピーし、拡張機能の「アカウント追加」→「手動入力」→「シークレットキー」から追加します。
2FA 認証システム を Chrome に追加(無料)Kraken のセットアップキーを保管する、または Master Key を設定する
Kraken はバックアップコードの一覧を発行しません。認証アプリの 2FA を元に戻せるのはセットアップキーで、「backup code」と呼ばれることもあります。QR コードとして、また「View setup key」(セットアップキーを表示)の下にテキストとして表示されます。パスワードと同じように、デジタルではない形で保管し、Kraken サポートを含め誰にも教えないでください。Kraken がより良い方法として勧めるのは、別のデバイスに設定する Master Key です。Security →「Advanced Settings」(詳細設定)→「Master Key」の横の「Enable」(有効化)から設定します。ログイン用 2FA を通過するもう 1 つの手段になりますが、認証アプリを失くす前に設定しておく必要があります。入出金用と取引用の 2FA にはバックアップは不要です。ログインできれば、オフにして設定し直せます。
コードが受け付けられない場合
いちばん多いのは QR コードが変わったケースです。ウェブサイトは設定ページを再読み込みしたり開き直したりするたびに新しい QR コードを作るため、先に追加したアカウントは合わなくなります。設定を最初からやり直し、いま画面に出ている QR コードを追加して、そのコードをすぐに入力してください。同じサイトの項目が 2 つある場合は、新しいほうを使います。そのほかの原因:コードが拒否される理由。
キーを手で入力しましたか? キーをTOTP コード生成ツールに貼り付け、表示されるコードを拡張機能のコードと比べます。違っていれば、キーのコピーを間違えています。アカウントを追加し直してください。
よくある質問
- スマホなしで Kraken の認証アプリを使えますか?
- はい。Kraken は標準的な時間ベースのコードを生成するアプリならどれでも受け付け、Google Authenticator はあくまで一例として挙げているだけです。Authenticator 拡張機能は Kraken のページから QR コードを直接読み取り、Chrome でコードを生成します。なお Kraken は、コードを Google・Apple・Microsoft のアカウントに同期するアプリには注意するよう呼びかけています。そのアカウント自体が侵入口になるからです。
- Kraken の出金に 2FA は必須ですか?
- 初期設定では必須ではありません。入出金用 2FA は別のスイッチです。オンにすると、出金のたび、そして Futures ウォレットへの振替のたびにコードを求められます。Kraken によれば、これはログイン用 2FA か Global Settings Lock(グローバル設定ロック)も併せてオンにしている場合にのみ有効で、そうでなければ侵入した人にオフにされてしまいます。API キーも同様で、2FA はキーごとに任意です。2FA を設定した API キーは Kraken Pro のモバイルアプリでは使えません。
- Kraken の 2FA を新しいスマホやパソコンに移すには?
- 古い認証アプリがまだ使えるうちに、アカウントをエクスポートできるか確認します。できない場合は、サインインしてまずパスキーかセキュリティキーを追加し、「Sign-in Two-Factor Authentication」の下の「Delete」(削除)をクリックしてから「Enable」(有効化)をクリックし、新しい QR コードをスキャンします。古いデバイスを失くした場合は、Master Key か保管しておいたセットアップキーでサインインしてすぐに 2FA を変更するか、2FA の入力画面で「Recover account」(アカウントを復旧)をクリックします。その場合サポートがメールで 2FA を解除し、身分証明書を持った本人の写真と手書きのメモを求めることがあります。
- Kraken でコードが間違っていると表示されるのはなぜ?
- Kraken は操作ごとに別々の項目を作るので、正しい項目のコードを見ているか確認してください。Master Key を求められたときは、「Kraken.com Sign-in」ではなく「Kraken.com Master Key」という名前のコードを入力するよう Kraken は案内しています。それ以外では、設定ページを再読み込みしたり開き直したりして QR コードが変わった可能性があります。いま画面に出ている QR コードを追加し、いちばん新しい項目を使ってください。最初に別のアプリで 2FA を設定していた場合は、そのアプリのコードを使います。
ログイン画面から、ワンクリックでコードを
Authenticator は 2FA コードをブラウザ内、お使いのデバイスだけに保存します。利用無料・オープンソースで、アカウント登録もスマホも不要。ローカルバックアップと、任意で使えるパスワード保護も標準搭載です。
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